L型パソコン机を自作する
今回から数回に分けて、このL型パソコン机の作り方について紹介していきます。
"快適なパソコン環境が欲しいけど中々理想の机が見つからないので自作したい"
という人達の助けになればと思います。
ただ、今回紹介する机は全ての材料代や部品代を合わせると大体7~8万位になります。思ってたよりかなり高くなってしまったので、全てを真似るのはあまりお勧めしません。。。もっと安く作る方法も今後紹介していきたいと思います。
外形寸法
・天板:1900×650(㎜)+550×450(㎜) 板厚 30㎜
・床から天板までの高さ:730㎜
どんな机が欲しかったか
・パソコン作業、読書、読み書き等をするのに十分な広さがある
・足を延ばしてゆったり座れる
・長時間PC作業しても不快にならない
・スタイリッシュでカッコいい見た目
・維持管理が簡単(分解&組み立てが可能、掃除しやすい等)
…と、こんな感じですが、設計思想や部品の選定理由等は長くなるので最終回に纏めます。
さて今回は使用した材料と部品の紹介です(値段は分かるものだけ記入)
必要材料&部品
L型机本体
①天板
厚さ30㎜のタモ集成材を選定しました。
L型机なので1900×650㎜と450×550㎜の2枚を使用します。
↓マルトクショップにて購入
https://shop.woodworks-marutoku.com/cart/multi_order.php?g_goodtype=2&g_good=21
まずは近くのホームセンターに売ってないかどうか確認することをお勧めします。
筆者は完成後にホームセンターで2/3以下の値段で売られているのを発見してショックを受けました。。。
②塗料
・ワトコオイル&ブライワックス
天板の塗装に使用します。
ワトコオイルはダークウォルナット、ブライワックスはクリアを選定
・シリコンラッカースプレー
補強鋼材の塗装に使用します。2~3本くらい使用しました。
③脚
アジャスター付きのテーブル用脚を使用します
テーブルキッツ脚ハイタイプ(口型) ホワイトを選定
・TBK-665ST×1セット(2個入り) 7630円(2019年5月7日現在)
・TBK-4366ST ×1セット(2個入り) 6500円(2019年5月7日現在)
それぞれ幅が異なります。
幅が1900mmの天板にはTBK-665ST、450㎜の天板にはTBK-4366ST を接続します。
TBK-4366STは1つだけを使用します。
エイ・アイ・エス(AIS) テーブルキッツ脚ハイタイプ(口型) ホワイト TBK-665ST WH
- 出版社/メーカー: エイ・アイ・エス (AIS)
- メディア: ホーム&キッチン
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④補強鋼材
天板を補強するための角パイプです。
・スモール角パイプ 1.6x50x26(STKMR50x26) 1725㎜ ×3本
・スモール角パイプ 1.6x25x25(STKMR25x25) 620㎜ ×1本
・スモール角パイプ 1.6x25x25(STKMR25x25) 240㎜ ×1本
↓鋼屋にて購入
⑤鬼目ナット
テーブル用の脚と天板の固定に使用します
鬼目ナット Eタイプ M6 長さ13㎜ ×32個
⑥ブラケット、ジョイント金具
・M6シリーズ ヘビーブラケット ABLRD (ABLRD-30-6-CNHS) ×11個
・ジョイント金具19型Lクローム (TK19L2C) ×3個
・ジョイント金具19型フラット (TK19F3C) ×2個
・ジョイント金具19型フラットクローム(TK19-F4C) ×6個
これらの金具はモノタロウにて一括で購入
⑦ボルト、ナット、座金
・六角ボルトM6 70㎜ ×11本
・六角ボルトM6 65㎜ ×34本
・六角ボルトM6 40㎜ ×7本
・六角穴付きボルトM6 65㎜ ×10本
・六角穴付きボルトM6 75㎜ ×2本
・ユニクロ平座金&ばね座金 M6 直径13㎜ 厚さ1㎜ ×40~50枚
(※ある程度の本数を一括購入して製作したので、もし間違っていたらごめんなさい。)
サーバーラック用部品
PCサーバーを宙づりで収納します。写真はAntec社の「P100」を収納している状態です。ミドルサーバーであれば、恐らく大体のものは収納できると思います。
・底板:パイン集成材 350×630×15㎜ ×1枚(ホームセンターにてカット)
・15×15×570㎜ アルミ角パイプ ×4本
・60×60㎜ L型ジョイント金具
・六角穴付きボルトM4, 25㎜、ナット、平座金 ×12本
・メッシュラック(330×550mm)& 固定金具 ×2セット(ダイソーにて購入)
・鬼目ナット Eタイプ M4 ,10㎜ ×8個
・六角ボルト M5, 75㎜ ×2本
必要工具
・卓上ボール盤
鉄パイプへの穴あけ作業があり、電動ドリルでは難しいので購入をお勧めします。
・ハンドサンダー
ワトコオイルで塗装する際に天板を磨く為に使用します。
・スチールウール
天板にブライワックスを塗った後、これで磨いてピカピカにします。
TRUSCO(トラスコ) スチールウール#0000 200g TSW0000-200
- 出版社/メーカー: トラスコ中山(TRUSCO)
- メディア: Tools & Hardware
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その他、ドライバー、六角レンチ等
以上です。
次回から製作方法について紹介します。