L型パソコン机の自作 ~フレーム組立編~
自作パソコン机製作 第3回目
今回はフレームの組立方法の紹介です。
↓前回は天板の塗装方法でしたね。
今回、机の脚にはこの既製品を使用します。
テーブルキッツ テーブル用角枠脚 【ハイタイプ 2本組 ホワイト】 スチール製 アジャスター付き 〔DIYキット 什器〕 脚のみ ds-1922701
- 出版社/メーカー: ノーブランド品
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しかしこの商品には”図面”がありません。というか消費者向けのDIYパーツには基本的に詳細な”図面”というものは無く、必要なら全て自分で計測するしかありません。
↓以下が実測値を元に起こした図面です。
※ただし寸法を保証するものではないのであくまでも参考値としてください。
また、無断転載禁止です。
この脚と補強パイプと前回塗装した天板を接続します。
購入先は「鋼屋」です。
https://haganeya.jp/?gclid=Cj0KCQjwt_nmBRD0ARIsAJYs6o3y-9mHH6oItAG_PyzxtW3Ml-XIoHZ3Rmvz8lTsggrt92e5lOPBliYaAmZ8EALw_wcB
その前に補強用の角パイプを白色に塗装します。
表面を200~400番の耐水ペーパーでやすり掛けをして、表面の汚れや油を落としましょう。この作業が甘いと、塗料を塗っても剥がれてくるので、金属光沢が出るまで念入りに磨きます。
このように、公園の隅など他の人に迷惑をかけないところで馬を立てて塗装しましょう。当然のことながら、鉄は塗装をしないと結構簡単に錆びてしまうので要注意です。
塗料はシリコンラッカースプレーを使いました。筆塗りだと色ムラになりやすいのでスプレーの方がお勧めです。
さて、いよいよ組立に入ります。
- テーブルの脚(TBK-665ST)と補強パイプ) 1.6x50x26 1725㎜ ×3本を図面に沿って以下のように並べ、テーブル脚の金具の穴に沿って印を付けて下さい。
なぜこんな作業が必要かというと、、、このテーブル脚は筆者が見た限りあまり精度良く作られていません。穴の位置も若干ズレがあります。よって現物合わせが最も失敗のリスクが低いと判断したわけです。 -
参考までに、天板の全ての穴配置は以下のようになっています。
ただし私の図面を鵜呑みにして、天板に直接ケガキ線を引いて穴を開けると、多分失敗するので気を付けて下さい。穴径は全てφ9の深さ20㎜です
丸印を付けた箇所の中心が分かるよう十字マークを書き、木工ドリルで中心に穴を開けます。この時、最初は手回しで跡を付けた方が電装ドリルを使った際にズレにくくなります。
また、ドリルで深さ20㎜の穴を開けようとすると、刃先分を余計に深く開ける必要があります。
天板の厚みは30㎜なので、貫通しないよう気を付けて下さい。私はドリルにマスキングテープで印を付けて開けました。
終わったら、鬼目ナットM6-20mmをねじ込んでいきます。
まずはテーブル脚固定用の穴16か所に鬼目ナットを設置します。
次に補強パイプの固定には、
右:ジョイント金具19型Lクローム (TK19L2C)と
左:ヘビーブラケット ABLRD (ABLRD-30-6-CNHS)
を使用します。
テーブル脚と補強パイプの穴あけはそれぞれ以下のようにします。
・テーブル脚
・補強パイプ①
・補強パイプ②
・補強パイプ③これらは卓上ボール盤を使って穴を開けました。
図面に沿ってケガキ線を書いてから穴を開けますが、これも事前に仮置きして間違いが無いかどうか確認するのをオススメします。失敗したら取り返しがつかないので。。。
因みに今回購入した補強パイプは縦×横幅が50x26㎜なのでテーブル脚の幅25㎜よりも1㎜大きいです。組み合わせの際はパイプ同士の上端を合わせるようにしてください。その為、補助パイプ③の穴の開け方も12.5㎜と13.5㎜としています。組み立てると天板との間に隙間ができます。 -
M6の六角ボルト、六角穴付きボルトとナット、座金で固定します。
固定方法は写真と組立図を参考にしてください。
・組立図
天板、テーブル脚、補助パイプ③は取り付け方向があるので注意して下さい。
また、補強パイプと天板を固定するボルトには丸座金(6×13×1.0)を2枚差し込んで2㎜の隙間を作ります。
・側面 組立図
天板と補強パイプとの間には2㎜隙間が空いているのが分かります。 -
これでメインの部分が完成です
今回はここまで。
次回は残りのL字部分を作っていきます。
ではまた